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ポケモン擬人化・二次創作雑文他、日々雑文                                                                       二次創作・擬人化等に嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。                                                            各公式団体とは一切関係ありません。展示物の無断転載・加工・模写などはお止め下さい。
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 テーブルの上に並ぶのは、手巻き寿司に天ぷら。はてはエビチリに唐揚げ、一口大の蓮根ハンバーグと和洋中折衷どころかごった煮料理。

「閃に玉兎!!そこの皿、向こうに持ってけ」

 パチリスとミミロップの少年に声を飛ばしつつ、ドンカラスの少年がアサリとパスタをフライパンで炒め白ワインを注ぐ。

「クロム、料理はそろそろ良くないですか?」

 カットフルーツを冷蔵庫で冷やし、塩を掛けた氷に埋めたボールの中でバニラアイスを作っていたロズレイドの青年が声を掛ける。

「いや、その前に」

 ギッと睨む背後には、今にも料理に手を着けそうな、物欲しそうな顔をしたエンペルトとマスキッパ。

「お前等摘み食いしたら飯抜きな」
「ヒナシさん…玖(イチジク)…」
「……むー。クロちゃんとこうちゃんのケチー」
「クロムと光露のケチー」

 年甲斐も無く唇を尖らせてブーブー言うエンペルトの女性と、その背後にひっちょりくっついたマスキッパの青年に向けてドンカラスが菜箸を突き付ける。

「誰がケチだ!!んな事言うなら手前が食いてぇっつってたモンブラン食わせねぇぞ!!」

 がびょんとショックを受けるエンペルト。



「それが嫌なら大人しくしてろ。お前が今日の主役だろーが。十二月晦日(ヒナシ)」



一年の終わりに漸く訪れた誕生日。
だから祝おう6人で。

――happy birthday

来年も宜しく仲間達。


+++++

パール一軍メンバーズ。
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 ピーンポーン。

 不意に鳴ったチャイムの音に、「宅配便でーす」の声。
 「ハイハイ」と印鑑片手に篠ノ雨が玄関に走る。

 白と水色の制服を着た宅配員に「ご苦労様です」と声を掛け、一抱え程のダンボール箱を抱えて戻って来た。

 その顔はなんて上機嫌。

 いそいそとカッターナイフを取り出すと、伝票を剥がし、蓋の隙間に刃を差し入れる。

 伝票の住所はライツの西。
 ライツとアリアの国境を跨ぐ連峰の、麓の街。

 篠ノ雨の実家はそれこそ連峰の真っ只中だが、それだと不便とのことで街の中にも別宅がある。住所はそこのものだ。
 …ただ、その伝票に書かれた名前は家族のものではなく。



「今年も生蕎麦が届きました~」

今年の年越し蕎麦はこれですねっ。とるんるん音符を飛ばして台所に向かう。

「きつねにたぬきに月見蕎麦。鴨蕎麦も良いですね~」





 何にします?





 今年一年、お疲れ様。
 来年も、どうぞ宜しくお願いします。


+++++

篠ノ雨(バクオング♂)

蕎麦を贈ってきたのは、平安京で蕎麦屋を営んでるあいつです。

某ニューラさんと蕎麦食べて二年参りするのも良い。
おこたで蕎麦啜って除夜の鐘聴くのも良い。
仔ゴニョニョ生まれたら後者でまったりだ^^

軍人企画さんのSNSが8/5で終了にも関わらず、日付が変わってもSNSが残っていた時のカオスの産物。
あの熱狂は凄かった・・・。

そして数時間も残って居ないだろうと思ってカオスに便乗したら、朝になっても残っていたという・・・^^^^
果ては9月になるまで残っていた^^

台詞のみですが、結構このノリは気に入ってます。

そして深読み具合によっては健全だったり不健全だったり^^

SS【BL注意!!】


軍人企画さんより、仔亜さんをお借りしました。
保存転載は月乃様のみどうぞ。

仔篠仔です。

SS【BL注意!!】


月乃飛鳥様に差し上げ物。保存転載は月乃様のみどうぞ。

仔篠仔です。軍人企画さんの再録。

SS【BL注意!!】


月乃飛鳥様に差し上げ物。保存転載は月乃様のみどうぞ。
自宅っ子のバクオング(♂):篠ノ雨と月乃さん宅のニューラ(♂)さん。
『軍人企画』さんで知り合い、有難い事にお付き合いして頂いております。


・・・リバカップルです^^

読む覚悟がつきましたら続きよりどうぞ。

「くーちゃーん」
「くーちゃん言うな。…なんだよ」
「おなか空いたー」
「今作ってるから夕飯まで待ってろ」
「おなかすいた~おなかすいた~」
「がーっ!!背中にしがみつくな!!鍋に手ぇ出すな!!」
「クロたんのけちーっ!!」
「あーったく…一杯しかやらねぇぞ」
「わーいっ」
…………。
「ご馳走様でした。やっぱりクロムの料理は美味しいですね」
「………ヒナシ…お前その腹減ってる時と普段とのギャップ何とかしろよ…」
「はい?」

.ほけほけエンペルト/十二月晦日(ヒナシ)とおさんどんドンカラス/クロム
普段はおっとりしてますがお腹が空くと大人気無いです。強請ります。粘り強いです。
満腹になるとニュートラルに戻ります。一応TPOは考えてますよ。
おさんどん、力が自慢のこれでもまだ十代。なのにおさんどん。料理ウマー。意地っ張りですが世話焼きー。
----*----
「あぁ、薬缶が沸いてる………ナニしてんですかイチジク」
「……まったり」
「シンクと冷蔵庫の間でですか」
「…ジャストフィット」
「…んな阿保な事しているぐらいなら薬缶の一つでも止めろ!!目の前でしょう!!」
「…(イタイイタイ)」
「あーもう蹴りますよ」
「………もう蹴られてる(ボソ)」
「イチジク?この薬缶の熱湯と私の毒々、どちらがいいですか?」
「どっちも嫌」
「こらまて!!天井に逃げるな」

.脚が出るのが早いロズレイド/光露(コウロ)と掴み所の無いマスキッパ/玖(イチジク)
気紛れな癖に几帳面なロズレイド、意外と沸点低いのです。女子供には親切ですよ?
腕白で我慢強い基本的良い子のマスキッパですが掴み所の無い所為で時々コウロに苛められてます。
(しっかりやり返してますが)
草タイプ同士、分かり合える所も思う所もあるのです。
----*----
「センちゃんセンちゃん。またコウちゃんといーちゃんが喧嘩だよ」
「やらせておけば?」
「センちゃん…冷たい」
「どーせバトルになっても同タイプで決定打出ないんだし。止めるんならヒナかクロ連れて来いよ」
「あーそっか。ひぃちゃんかくろちゃん…って死んじゃうよっ!?二人とも効果抜群で一撃瀕死だよ!!」
「ならお前行って来い。ノーマルだろ」
「センちゃんだって電気でしょ!!」
「………めんどい…「「あ」」」
コウロの投げたカゴの実は、イチジクが避けた所為でギョクトの横っ面にヒット!!

………ゆらぁり
「手前等草二人…消し炭と氷漬け…どっちが好みだ?」

「ぎゃー!!ギョクが切れたーっ!!」
「どっちも御免被りますっ!!」
「……御免なさい……消し炭はイヤ…」

.我関せずのパチリス/閃(セン)と二面性ミミロップ/玉兎(ギョクト)
センは基本的に傍観者。わざとうっかり忘れる喧嘩好き。
このメンバーの中では1.2のしっかり者。そして最年少。(いいのか最年少が一番落ち着いていて)
もう一人の最年少がギョクト。同い年同士で仲が良い。
普段は臆病な癖にバトルになると暴れん坊。殴って蹴る。

こんな奴等がパールのメンバー
薄く切って乾燥させたソクノの実を多めに片手鍋の湯の中に入れ、熾火でとろとろと煮込めば甘酸っぱい香りが鍋から漂う。

そこに粗く潰した生のヒメリの実を入れれば、その香りは一層引き立った。

最後に甘い蜂蜜を加えて火から下ろせば、先程からちらちらとこちらを窺っていたイチジクとギョクトが、いそいそと自分のカップを持って鍋の側に寄ってくる。

「コウさん。一杯下さいっ」

「…自分にも」

「はいはい、解ってますよ。ああ、他の三人のカップも持って来て下さい」



カップどころか本人達を担いで来た二人に呆れつつ、珍しく厚い雲の無い青黒い空の下、笑い声と共に白い息を吐き出した。





ロズレイド:光露(コウロ)

マスキッパ:玖(イチジク)

ミミロップ:玉兎(ギョクト)



旅の一夜。

イチジクとギョクトがそわそわしていたのはそれぞれ酸っぱいものと甘いものが好きだから。

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