時空と陸海空と精神。
箱庭世界の神様は支配と言うより相互扶助。
信仰が所謂『嗜好品』
あれば頑張る、無ければ拗ねる。
基本的に良い人達です。
基本的には。
取り合えず大まかな区分など。
『称』は決まっていても名前の決まって無い奴が大半^^;
まあ箱庭世界の神様は『称』が決まっていれば話を書く上ではもーまんたい。
種族名の隣が名前。『』の中が『称』になります。
因みにメモ書き箇条書き。
個々の擬人化設定はまた後程。
自宅世界概念・定義。
基本的に企画参加っ子でも根底にはこの概念と定義がひそんでおります。
因みに技は武術だったり魔法だったり科学技術だったりと色々。
【世界】
一匹のポケモン(世界の内側では元祖神と呼ばれる)によって創られた世界。
その創造理由から『箱庭』と他の世界からは呼ばれるが、実際の所、最早元祖神の意思一つで壊せる世界では無くなっている。
それもまた、彼の意思。
基本的に元祖神の創った世界は一つなのだが、元祖神の思いつきや、三創神の
どたばたにより時間・空間のずれた場所がちらほら。
他にも三創神の災禍を抑える為に造った隔離空間などで、意外とごちゃごちゃ。
そして神々のどたばたにより鍛えられていく地上の人々。
「これもまた進化だねぇ」と元祖神は喜んでいるが、その度に奔走する造神や命脈神の三種などは内心殴りたい気持ちで一杯。
【信仰】
神々の力の栄養。
信仰無い土地でも力は揮えるが、有ると無しでは効率が違う。信仰の厚い土地や直轄地だと、普段よりも燃費が良い。何より意欲に関わる。
祈りでも充分だが、謳や舞踏となれば尚、力への還元が大きくなる。
何より大事であるのは、『信じられている事』
存在を信じていない土地で奮える力は、本来の力の何分の一でしかない。
信じる者によって召喚される場合はまた別。
【真名と名前と称】
神々の真名は一概に秘される。
その為に呼ばれるのが「名前」であるが、自分より上位の者を名前で呼ぶのは不敬であるとされ、その為に「称」をもって呼ぶ。
名前で呼ぶのは自分より同位下位に対してのみ。
因みに称は位階に関せず呼ぶ事が出来る。
(地上の者が神を呼ぶのは専ら称。もしくは○○の神、元祖神・命脈神など)
セレビィで言えば『常盤に在りて命の流れを見守るモノ』が称。
『常盤』『命守』など略して呼ぶ事も。
【直轄地】
神々が社を置き、直接護っている地。もしくは住んでいる地を示す。
神の力場。
そしてその地に住み、社や場を護っている人々もいる。
直轄地に住むには其処の神の許しが必要。
基本的に一氏族や一族単位。
・・・と言うよりも其処に住んでいる者達を気に入っていて居心地が良いから(神が)居座っていると云うのが近い。
鳥獣六柱とセレビィは尚更この傾向が強い。
万年雪・連峰・火山、汽水湖・塩湖・火山湖など、特異な土地や辺境が多い。
【介入】
他者の運命に手を加える事。
漠然ながらも【運命】が存在する。
しかし数多にある路を選ぶのは本人自身である。
その路を故意に歪めたり、他の路を寸断してはならない。
それは元祖神の意志であり、神々の暗黙の了解でもある。
然しながら、時に神々によって歪められた者もおり、その歪みを直そうとする者もいる。
意識して(良くも悪くも)他者の運命に関わる者を【介入者】と呼ぶ。
基本的に神々は不可侵である。
「地の者が起した災は地の者で納めよ」が基本方針。(手に負えなくなった時はそれなりに力を貸す)
しかし、神々の行為によって起された災害や災厄となれば話は別。
収拾の為に神自ら力を揮う。
【風渡り】
『常盤に在りて命の流れを見守るモノ』ことセレビィ直下の介入者の通称。
歪められた路を直す為に運命に介入する者達。
その為に界を渡る事すら可能とされる。
風渡りに『成る』と言った方が正確。
成り方としては様々であるが、共通するのは存命中・死後問わず【介入】に気付いた者。
そして歪められた運命に対し『否』と言える者。
別名:お人好しと馬鹿の集団。
【天禄】
神々により与えられた祝福。天啓・恩寵等、呼び方は色々。
天禄を与えられた者は、神に縁のある者と他の神から見なされる。
故に、天禄ある者に他の神が害を与える事は、縁ある神に喧嘩を売るのと同意とされる。
小さな一匹が、目覚めた時。
其の場所を満たしていた『何も無い』という概念は砕かれた。
その場所には小さな一匹だけが居た。
小さな体の割には、大きな力を持っていた。
『可能性』
その小さな一匹は、個にして全。
その小さな一匹は、全にして個。
其の場所を満たす、全てだった。
小さな一匹は、場を分けた。
時間と、空間。
確固たる導として。
更に世界を構成する為の存在を創った。
大気を創った。
大海を創った。
大地を創った。
それと前後するかの様に、小さな一匹からは三つの個が生まれた。
其れは世界を創り出す為の知識であり
其れは世界を創り出そうとする為の意思であり
其れは世界を創り出そうとした切っ掛けの感情だった
独りは、淋しい。
彼は己の睫毛を抜いて、自分の分身を創り出そうとした。
分身は生まれた。
彼は独りではなくなった。
でも。
生まれた子はまだまっさらだった。
空っぽだった。
自分が欲しいのは人形ではなく、対等に話せる個であり子。
故に密かに見守りつつ、彼は子を、世界に預けた。
何時か、個となった彼と話せる事を願って。
ふと気が付けば、世界には様々な小さな命が生まれていた。
小さく息づく命の集まりが、酷く愛おしく思えた。
初めて自分の創った世界が、愛おしく思えた。
彼は小さな命の為に、虹の欠片と波飛沫の雫から、命を導く者と、命を育む者を創り出した。
そして時に荒れた天地海の三創によって小さな命が奪われる事に胸を痛め、常緑の若苗から命を見守る者を創り、時を操る力を与えた。
それは、彼の箱庭の様でいて、そして彼の全て。